紙クロマトグラフィーでキャンディの食品着色料を分離する方法
クロマトグラフィーは混合物中の成分を分離する実験手法です。ここでは、家庭にある材料だけでできる紙クロマトグラフィーを用いて、スキットルやM&Mなどのキャンディから食品着色料を分離する簡単な手順を紹介します。
必要なもの
- 水
- 70%イソプロピルアルコール
- コーヒーフィルター
- スキットルまたはM&Mキャンディ
- はさみ
- つまようじ
- 飲み用グラス
手順
- スキットルまたはM&Mの表面色を1 mlの水に溶かします。異なる色を混ぜ合わせて、分離したい混合染料を作っても構いません。
- コーヒーフィルターを幅1 cm、長さ10 cmの帯状に切ります。この帯が固定相(紙)として機能します。
- つまようじで、フィルター帯の下端から1.5〜2 cm上の位置に、直径約2 mmの色水スポットを付けます。スポットが薄い場合は、乾いた後に再度付け直して色を濃くします。
- グラスにイソプロピルアルコールを1/2 cmの深さまで注ぎます。アルコールは移動相(溶媒)となります。グラスの側面は乾いたままにしてください。
- フィルターの下端をアルコールに浸します。色スポットがアルコールに直接触れないように注意し、毛細管現象でアルコールが上昇します。蒸発を防ぐために、グラスにカバーをすると効果的です。
- アルコールが上がるにつれて、色が分離していく様子が観察できます。アルコールへの親和性が高い染料ほど速く移動します。
- アルコールがフィルターの上端から約1 cm離れたら、フィルターを取り出し、平らな場所で乾かします。乾燥後でも色の分離ははっきりと確認できます。
- 色が異なるキャンディを比較してみましょう。表面色が複数の着色料で構成されている場合があり、興味深い実験結果が得られます。
この手軽な実験は、食品着色料の性質や分離原理を学ぶのに最適です。ぜひお子様と一緒に科学の楽しさを体験してください。
