フェリチンが低い原因と対策
体内の細胞は鉄をフェリチンというタンパク質に蓄えます。血清フェリチン濃度を測定する血液検査は、血中の鉄分量を示す指標です。倦怠感や疲労感が強いときは、鉄分の検査を受けましょう。鉄欠乏は健康やエネルギーに影響を与えます。血清フェリチンの測定は、静脈から血液を採取するだけで、1分未満で完了します。
食事
- 鉄分が不足すると血清フェリチンが低下し、鉄欠乏症につながります。肉・魚・鶏肉・卵・乳製品、そして鉄強化食品を積極的に摂取しましょう。糖分の多い食事は、鉄分の多い健康食品の摂取を妨げることがあります。また、食物繊維が豊富すぎる食事は鉄の吸収を遅らせることがあります。
鉄の吸収
- 腸の手術やクローン病・セリアック病などの腸疾患があると、食事から十分な鉄を吸収できず、血清フェリチンが低くなることがあります。胃酸分泌を抑える処方薬も吸収を阻害します。葉酸(豆類、全粒穀物、緑葉野菜、レバー、鶏肉、貝、豚肉)やビタミンB12(レバー、貝、牛肉、卵)・ビタミンC(柑橘類、ピーマン、トマト、カラフルな果物・野菜)を一緒に摂ると、鉄の吸収が促進されます。
出血
- 出血があると血清フェリチンが低下しやすくなります。女性の場合は月経や出産後の出血、外傷や事故による出血が挙げられます。内出血の場合は、潰瘍、結腸がん、特定の薬剤などが原因となります。医師は出血原因の治療と同時に、鉄欠乏への対処を行います。
