アスタキサンチンの供給源とその効能
アスタキサンチンは微細な藻類が産生する赤色カロテノイド色素です。その独特な分子構造により、強力な抗酸化作用を示し、免疫力の向上、紫外線による皮膚・眼のダメージ防止、持久力や筋力の向上など、様々な健康効果が期待されます。また、パーキンソン病などの神経変性疾患の予防・改善にも利用されています。
魚類
サケ科の魚は体内にアスタキサンチンを多く蓄えており、赤い色が特徴です。特に、レインボートラウト、ソッカイサーモン、ピンクサーモン、赤鯛などは、微細藻類を大量に摂取することで高濃度のアスタキサンチンを得ています。例えば、野生のソッカイサーモン4オンス(約113g)には約4.5mgのアスタキサンチンが含まれます。
甲殻類
エビ、ロブスター、カニ、ザリガニなどの甲殻類も、アスタキサンチンによる赤い色彩を持ちます。野生の甲殻類は養殖品に比べて、アスタキサンチン産生微細藻類を多く摂取しています。
パフィア・ロドミザ(赤酵母)
パフィア・ロドミザは赤色食品着色料や赤酵母の原料となる微細藻類です。赤酵母は1kgあたり約5,000mgのアスタキサンチンを含み、粉末やカプセル状のサプリメントとして広く利用されています。
オキアミ
オキアミも微細藻類を餌としてアスタキサンチンを蓄えます。オキアミは油に加工され、栄養補助食品の原料として多用されています。
果物・野菜
赤いピーマン、にんじん、トマト、ラディッシュなど、赤色を呈する果物や野菜にも微量のアスタキサンチンが含まれます。
