脱水食品と粉砕利用

粉砕された脱水食品

脱水した食品はしばしば粉砕されます。例えば、乾燥豆類は粉にして小麦粉や他の料理のとろみ付け剤として利用できます。粉砕することで表面積が増え、再水和が速くなるため、調理が容易になります。乾燥ハーブ(パセリ、バジル)やニンニク・タマネギなどの球根も、粉砕して料理に活用されます。

脱水方法

最も古い脱水法は日光と風による自然乾燥で、現在でも商業用乾燥食品の主流です。オーブンで乾燥させることも可能ですが、色が濃くなりやすく、脆くなることがあります。電気式脱水機を購入するか、自作することもできます。温度を 43〜66 ℃(110〜150 °F)に保ち、10〜12時間乾燥させれば十分です。電子レンジでハーブを乾燥させる方法や、温かい風が一定に吹く場所で自然乾燥させる方法もあります。

日光乾燥はレーズンの価値を高めます。

保存効果

適切に脱水し、密封した野菜や果物は、70 °F(約21 ℃)以下で保管すれば 10 年以上保存可能です。保存容器は完全に密閉し、低温にすればさらに長持ちします。エンドウ豆やブロッコリー、リンゴやマンゴーなど、ほとんどすべての新鮮な野菜・果物が脱水できます。脱水によりビタミンCは減少しますが、乾燥前に柑橘系ジュースや硫黄を加えると損失を抑えられます。

乾燥した穀物や豆類も、適切に包装すれば 10 年以上の保存が可能で、栄養価もほぼ保持されます。

肉・卵・乳製品への影響

脱水卵は数十年保存できます。

薄身の肉を乾燥させたジャーキーは、密封容器に入れれば室温で約 2 週間保存できます。真空包装されたビーフジャーキーは 1 年以上の保存が可能と主張するメーカーもあります。脱水または粉末化した卵は暗く涼しい場所で保存すれば 10 年程度、脱水乳は 3〜5 年の保存が可能です。

専門家の見解

約 50 年前に米国陸軍補給長官室と南カリフォルニア大学が共同で実施した研究では、脱水食品から作った食事は新鮮食品と同等の栄養価があると結論付けられました。しかし、2005 年のブリガムヤング大学の最新研究では、脱水により果物・野菜のビタミン C がほぼ失われ、ビタミン A、B12、E、カルシウムも不足することが明らかになりました。したがって、脱水食品だけに頼らず、定期的に新鮮な食材を補うことが推奨されます。

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