マグネシウムとカリウム不足の原因とは?
マグネシウムとカリウムは人体の細胞内に最も多く存在する2つのミネラルで、心臓の健康維持や筋肉・神経の正常な機能に欠かせません。しかし、多くの米国人はこれらのミネラルが慢性的に不足しています。
土壌のミネラル不足
近代的な農業手法により土壌からミネラルが失われ、収穫された作物は見た目は新鮮でもマグネシウムやカリウムの含有量が過去に比べて大幅に減少しています。『経皮的マグネシウム療法』によると、1909年以降食糧供給は徐々にミネラルが減少し、現在の成人が1日必要とする量の約半分しか摂取できていないとされています。
食品加工の影響
穀物や加工食品の製造過程でマグネシウムとカリウムは失われやすく、ビタミンでの強化は行われてもこれらのミネラルはほとんど補われません。
体内の酸性環境
加工食品やファストフード中心の食生活は体内のpHバランスを崩しやすく、血液はpH7.35〜7.45を保つ必要があります。白い小麦粉、砂糖、炭酸飲料、コーヒー、アルコールなどの酸性食品はpHを低下させ、体は血液を緩衝するために細胞からマグネシウムとカリウムを引き出します。その結果、細胞内のミネラルが枯渇します。
塩酸不足
マグネシウムとカリウムは胃酸(塩酸)によって吸収が促進されます。たとえ有機食材を選び、調理でも栄養損失を抑えていても、胃酸が不足していると十分に吸収できません。
解毒過程での消費
肝臓は有害物質の解毒にマグネシウムとカリウムを補因子として利用します。環境汚染が深刻な現代では、この酵素反応がミネラルを大量に消費し、体内の貯蔵が枯渇しやすくなります。
