食品ラベルの成分表示の読み方
はじめに
自分が食べるものに何が入っているか気になる方は多いでしょう。食品ラベルの成分表示を読む習慣をつければ、栄養管理や健康維持に大いに役立ちます。本稿では、ラベルに記載されている主な添加物の見つけ方と、メーカーがそれらを使用する理由をわかりやすく解説します。
1. 重量順に並んでいることを理解する
食品ラベルの成分は、重量が多い順に記載されています。たとえば、ピーナッツバターのラベルでは「ピーナッツ」が最上位に、最後に「塩」や「砂糖」などが記載されることが多いです。
2. 栄養添加物を探す
ビタミンB2(リボフラビン)や葉酸、硫酸鉄、ヨウ化カリウム、アミノ酸などが含まれます。これらは加工時に失われた栄養素を補う「強化(エンリッチメント)」や、健康効果を高める「強化(フォーティフィケーション)」として添加されます。
3. 防腐剤を確認する
食品の鮮度を保ち、腐敗や変色・変味を防ぐために使用されます。代表的な防腐剤はクエン酸、アスコルビン酸、エリソルベートナトリウム、ベンゾ酸ナトリウム、ソルビン酸カルシウムなどです。
4. 甘味料を見つける
フルクトース、ソルビトール、サッカリン、HFCS(高果糖コーンシロップ)、アセスルファムカリウム、ブドウ糖などが一般的です。
5. 味覚増強剤を探す
代表的なのはグルタミン酸ナトリウム(MSG)や加水分解大豆タンパクです。
6. 乳化剤をチェックする
油分と水分を均一に混ぜ合わせ、分離を防ぎます。ポリソルベート、レシチン(大豆由来)、ジグリセリド、モノジグリセリドなどが使用されています。
7. 膨張剤を確認する
焼き菓子の膨らみを助ける添加物です。モノカルシウムリン酸や炭酸カルシウムが代表例です。
8. 固形化剤を見つける
食品に歯ごたえや硬さを与える目的で使用されます。塩化カルシウムや乳酸カルシウムが一般的です。
