糖尿病・腎臓・がんに対応した食事法

糖尿病

糖尿病は体内でインスリンが十分に産生・作用しない状態で、血糖値が上昇しやすくなります。食後の血糖上昇を抑えるためには、消化が遅く血糖値の上がりにくい低GI食品を選ぶことが重要です。低GI食品には野菜・果物、全粒穀物(小麦、オーツ麦、ライ麦など)が含まれます。したがって、糖尿病・腎臓・がんの三重条件に合わせた食事では、炭水化物は必ず低GIのものに限定します。

腎臓病食

腎臓に負担をかけない食事は、タンパク質、ナトリウム、カリウム、リンの摂取量を制限します。タンパク質は1日40〜60g程度に抑え、体の組織維持に必要な最低限を確保します。ナトリウムは調味料に塩を加えず、低塩の代替品を選びましょう。カリウムとリンを多く含む食品は避け、具体的にはバナナ、チョコレート、ブロッコリー、コーヒー、オレンジ、レーズン、トマト、キノコ、ジャガイモ、炭酸飲料、ナッツ、鶏肉、チーズなどが対象です。

がん対策食

米国がん協会の推奨に基づくがん予防食は、全粒穀物、果物、野菜を中心にし、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取を最小限に抑えることが基本です。これを腎臓病食と糖尿病食の条件に合わせると、低GI炭水化物のみを使用し、先に挙げたカリウム・リンが多い食品は除外、タンパク質は控えめにします。

上記のポイントを守りながらバランスよく食事を組み立てれば、糖尿病、腎臓病、がんの3つのリスクを同時に管理することが可能です。医師や管理栄養士と相談し、個々の状態に合わせた具体的なメニューを作成してください。

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