グルテンアレルギーや不耐症にグルテンイーズは安全か?

グルテン不耐症

グルテン不耐症は自己免疫性の遺伝性疾患で、腸の小腸がグルテンというたんぱく質を正しく分解できません。小腸の絨毛(じゅうもう)が損傷し、栄養吸収不良、腹痛、下痢などの症状が現れます。

グルテンアレルギー

グルテンアレルギーも免疫反応の一種ですが、絨毛の損傷ではなく、体がグルテンを有害と認識してIgE抗体を産生します。その結果、発疹、舌の腫れ、呼吸困難など、典型的なアレルギー症状が現れます。

GlutenEase(グルテンイーズ)の主張

GlutenEaseはセリアック病(小腸炎)を対象とはせず、グルテン不耐症やアレルギーを持つ人向けに開発されたサプリです。

同製品には「改良型プロテアーゼ・セラブレンド」と呼ばれる酵素群が含まれ、DPP‑IV活性を有します。この酵素はグルテンの分解を助け、腸の炎症反応を正常化し、栄養吸収をサポートするとされています。

また、GlutenEaseは「スカベンジャー酵素」として働き、体内に入ったグルテンを速やかに分解・除去し、免疫系の過剰反応を防ぐと主張しています。

研究状況

「Combination enzyme therapy for gastric digestion of dietary gluten in patients with celiac sprue」という論文では、類似のプロテアーゼがラットのグルテン消化を改善したことが報告されています。

しかし、GlutenEase自体の効果を検証した臨床試験は公表されておらず、FDAによる承認や安全性評価も行われていません。

結論

一部の利用者は症状の軽減を報告していますが、最も安全で確実な対策は医師と相談し、グルテンフリー食を徹底することです。

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