人工肛門手術を受けた糖尿病患者の食事管理
人工肛門(コロストミー)食事のポイント
人工肛門手術(コロストミー)では、大腸の末端を腹壁に開口し、排泄物は専用のバッグで受け取ります。術後は消化管を通過しにくい食材を避け、ストーマの閉塞やガスの過剰発生を防ぐ必要があります。
- 消化しにくい高繊維食品は避けましょう。例:ピーマン、オリーブ、エンドウ豆、パイナップル、乾燥果実、ココナッツ、トウモロコシ、キャベツ、セロリ、ナッツ、キノコ、レタス、ピクルス。
- ガスを発生しやすい食品も控えめに。例:豆類、十字花科野菜(ブロッコリー・カリフラワーなど)、大量の果物、乳製品や小麦製品、過度に脂っこい食事。
糖尿病食事療法との併用
糖尿病の管理では、血糖値を安定させるために炭水化物の量と質をコントロールします。1日の炭水化物は100〜200gに抑え、3食と間食で均等に配分しましょう。
- 選ぶべき炭水化物は、果物・野菜・全粒穀物です。ただし、上記の人工肛門食事で避けるべき食品は除外してください。
- 毎食必ず低脂肪のたんぱく質(鶏胸肉、魚、豆腐、卵白など)を摂取し、脂質の過剰摂取を防ぎます。
- 食事は十分に噛んでから飲み込むことで、消化不良やストーマ閉塞のリスクを低減できます。
これらのポイントを守れば、人工肛門と糖尿病という二つの条件を同時に管理することが可能です。
