タンパク質粉末の安全な選び方と摂取法
タンパク質粉末は、手軽で美味しく、食事にタンパク質をプラスできる便利なサプリです。ただし、安心して選び、正しく摂取するためのポイントを知っておくことが重要です。クリーブランド・クリニック・ウェルネス研究所のマイケル・ロイゼン博士によると、1日140g以上の大量摂取はカルシウムの排泄を促し、骨密度低下のリスクが高まります。
タンパク質の種類
- ホエイ、soy、米、卵が一般的です。魚やヘンプ(麻)由来のものもありますが、知名度は低めです。スムージーやスープ、パンやデザートに混ぜて活用できます。
アレルギーへの配慮
- ホエイタンパクは吸収が速く、タンパク質消化率は約99%です。乳糖不耐症の方でも、ホエイプロテインを摂取できる場合があります(医師の指導のもと)。ただし、ミルクタンパクに対するアレルギーがある場合は、カゼインかホエイかを特定する必要があります。カゼインに過敏な方は、湿疹、消化不良、慢性気管支炎、喘息などの症状が出やすいです。
遺伝子組み換え大豆
- 大豆タンパクは消化率が約95%ですが、遺伝子組み換え(GMO)大豆は栄養価が低下し、腸内で抗生物質耐性菌の温床になる可能性があります。米国で販売される大豆の約91%がGMOです。栄養士のジュディ・リンドバーグ・マクファーランド氏は、非GMO大豆製品の選択を推奨しています。購入時はラベルで「非遺伝子組み換え」かどうかを確認しましょう。
卵タンパク質
- かつてはボディビルダーの間で「金の標準」と呼ばれていましたが、現在はホエイが品質で上回ります。卵タンパクの消化率は約98%です。卵や鶏肉にアレルギーがある方は避けてください。
米タンパク質
- 主要な4種類のうち、米タンパクは必須アミノ酸がすべて揃っていません。ただし、アレルギー反応が最も少ないとされ、アミノ酸組成は母乳に近いと評価されています。
選び方と注意点
- 自然食品店やオンラインでホエイ、soy、米、卵タンパクを探すとよいでしょう。最近はドラッグストアやスーパーマーケットでも取り扱いが増えています。
- 添加された精製糖(砂糖、ショ糖、ブドウ糖、麦芽糖、コーンシロップなど)や人工甘味料(アスパルテーム)が含まれていない製品を選びましょう。
