コロイド銀の健康リスクと副作用

コロイド銀は新生児の眼感染症予防に用いられることがありますが、インターネットや健康食品カタログではその効果が過大に宣伝されています。医師の多くは、少量であれば安全と認めつつも、過剰摂取は有害であると警告しています。以下に、過剰摂取による主なリスクをまとめました。

摂取量の目安

一般的な推奨量は1日1ティースプーン(約50 µgの銀)です。この量はサプリとしては安全とされていますが、日常の食事や飲料からすでに約350 µgの銀を摂取しています。追加でコロイド銀を摂取すると、合計で約400 µg/日となり、現時点では安全域と見なされていますが、正確な毒性閾値は不明です。報告例では10 mgのコロイド銀が致命的になるケースもあります。

アルギリア(皮膚変色)

「The Natural Pharmacy」共著者のアラン・ギャビー博士によれば、過剰に銀を摂取すると体内組織や皮膚に銀が沈着し、日光に当たると皮膚が灰色や青灰色に変色するアルギリアが起こります。この変色は永久的です。

神経系への影響

極端に高用量を摂取すると、神経系障害が現れることがあります。症状は不安、衝動性、イライラ、二重視、うつ、頭痛、記憶障害、痙攣など多岐にわたります。

臓器障害

コロイド銀の過剰摂取は臓器障害とも関連しています。『Colloidal Silver: Medical Uses, Toxicology and Manufacture』の章では、銀過剰投与によりリンパ節、骨髄、腎臓に銀沈着が見られた実験結果が報告されています。アラン・ギャビー医師らも同様の警告を出しています。

動脈硬化のリスク

過剰な銀摂取は動脈硬化を促進する可能性があります。動脈壁に脂肪やコレステロール、カルシウムが沈着し、結果として心筋梗塞、心不全、脳卒中のリスクが高まります。

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