一般的な食事に含まれるタンパク質の量はどれくらいですか?

タンパク質の役割

スポーツや荷物を運ぶような負荷のかかる活動をすると、筋肉に微細な損傷が生じます。その修復にはタンパク質が必要です。タンパク質は筋組織の構築・修復だけでなく、体内の様々なプロセスを調整し、栄養素を細胞へ運び、ホルモンを生成します。分解されたアミノ酸は血液細胞や血管、免疫系、筋肉、心臓、脳にとって重要です。

考慮すべき点

アスリートは座りがちな人より多くのタンパク質が必要です。活動量が多いほど、必要量も増えます。また、病気やストレス、加齢、妊娠中などもタンパク質需要を高めます。栄養は個人差が大きいため、医師や栄養士と相談して自分に合った目標を設定することが推奨されます。

目安となる計算式

タンパク質の必要量は体重を基準にした簡易式で概算できます。最低推奨量(RDA)は体重1kgあたり0.8g、または1ポンド(約0.45kg)あたり0.36gです。たとえば体重160ポンド(約73kg)の座りがちな成人は、最低でも58gのタンパク質が必要です。活動的な人は体重1ポンドあたり0.75〜1.25g、すなわち160ポンドで120〜200gが目安となります。ボディビルダーは1ポンドあたり1.8g、すなわち約288gを摂取することもあります。

変動要因

1日の総カロリーと、タンパク質が占めるカロリー比率が摂取量を左右します。タンパク質1gは4kcalです。たとえば1,800kcalの食事でタンパク質が27%の場合、480kcal(120g)に相当します。2,900kcalで同じ27%なら800kcal(200g)です。別の例として、米国のRDAである2,000kcalの食事で30%をタンパク質にすると、600kcal=150gのタンパク質を摂取することになります。

注意点

健康な人が上記の範囲内でタンパク質を摂取しても害はありませんが、腎臓病や過敏性腸症候群など特定の疾患を持つ場合は、医師の指導のもと食事を調整する必要があります。食事変更前には必ず専門家に相談してください。

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