スポーツドリンクと水、どちらが適切か?
水分補給の必要性
水分の補給はすべての人にとって重要ですが、特に汗で多くの水分を失う大人や子どもにとっては欠かせません。日常の水分補給には水が最適ですが、激しいまたは長時間の運動時に体内の水分を保持するために必要な電解質は含まれていません。
市販のスポーツドリンクは、運動中に失われるナトリウムを補うために塩分が含まれています。体が必要とするナトリウムは1日あたり0.5〜1g程度ですが、米国人の平均摂取量は8〜20gです。そのため、散歩や軽いランニング程度の人にはナトリウム補給は不要ですが、激しく汗をかくアスリートには有益です。
栄養価
一般的なスポーツドリンク1本(約250ml)には、炭水化物が最大14g(ショ糖またはブドウ糖‑果糖シロップ)、ナトリウム110mg、カロリーは約50kcal含まれます。持久系アスリートにとってはすぐに消費されますが、座りがちな人にとっては50kcalの余分なエネルギーが蓄積しやすいです。一方、水はカロリー・ナトリウム・炭水化物がゼロです。
子どもと脱水症状
活発に動く子どもは、味付き飲料の方が飲みやすく、スポーツドリンクを飲むと水だけの場合に比べて約91%多く水分を摂取します。12歳未満の子どもは、通常の運動や熱中症のリスクで電解質や炭水化物の補給が必要になることは少ないですが、味付き飲料は運動中や病気、暑い時期の適切な水分補給を促す手助けになります。
ティーンエイジャーのアスリートや高温環境でトレーニングする人は、ナトリウムが体内の水分保持を助けるため、スポーツドリンクが有益です。
炭水化物に関する懸念
炭水化物の摂取を制限している人にとっては、スポーツドリンクの糖分が気になるかもしれません。しかし、1時間以上の高強度運動を行う場合、1時間あたり30〜60gの炭水化物を補給(最初の1時間を除く)することで血糖値を維持し、パフォーマンスを保つことができます。
ナトリウムに関する懸念
電解質、特にナトリウムの補給はスポーツドリンクの大きな利点です。ナトリウムは渇きを刺激し、飲料摂取量を増やす効果があります。4時間以上の長時間トレーニングでは、汗で失われたナトリウムを補うことが重要です。一方、軽い運動をする人にとっては、ナトリウムの追加は必ずしも必要ではありません。
