コーンスターチは健康に良いのか?
コーンスターチ(コーンフラワー)は、栄養価が低く健康食品とは言えません。スープやシチュー、プリン、キャセロール、デザートなどのとろみ付けや結合剤として頻繁に使用されますが、全粒のトウモロコシと比べてその恩恵はほとんどありません。
高果糖コーンシロップ
高果糖コーンシロップは「悪い」食品としてよく言及されますが、実はトウモロコシのデンプン(コーンスターチ)から抽出したブドウ糖を加工して作られます。加工食品や保存料が多く含まれる食品に多用され、健康への影響は否定できません。コーンスターチはこのシロップの原料でもあるため、健康食品とは言えず、料理のとろみ付けに使うごく少量以外は摂取を控えるべきです。
製造工程
コーンスターチは実際の食材というよりは「食品原料」に近い存在です。製造過程ではトウモロコシを約1日半浸漬し、胚芽と胚乳からデンプンを抽出し、グルテンを除去します。このため、グルテンフリーのベーカリー製品にも利用されますが、ロションやボディパウダーなど食べ物以外の製品にも使用されることがあります。
アミロファジア
アミロファジアは大量のデンプンを強迫的に摂取する症状で、患者はコーンスターチを大量に食べることがあります。極端な量の摂取は危険で、コーンスターチは化学的に精製されたデンプンで栄養価はほぼゼロです。アミロファジアはピカ(異食症)の一種とみなされ、特に妊婦に多く見られます。
とろみ付けとしての使用
スープやシチューなどの料理では、数杯(大さじ1〜2程度)のコーンスターチでとろみを付けることが一般的です。この程度の少量であれば大きな健康リスクはありませんが、依然として「健康的」な選択肢とは言えません。
代替品
とろみ付けには小麦粉やタピオカ粉、じゃがいもデンプン、アローロート(タピオカの別名)など、栄養面で優れた代替品があります。使用量はそれぞれ異なるため、レシピの変換表を確認してから置き換えると良いでしょう。
