ビタミンCの食物源と摂取目安
ビタミンCは新鮮な果物や野菜だけでなく、動物性たんぱく質にも含まれています。バランスの取れた食事をすれば、1日の推奨摂取量を簡単に満たすことができます。米国農務省(USDA)の基準では、男性は最低でも1日90 mg、女性は75 mgのビタミンCが必要とされています。以下に示す食品は、100 gあたりのビタミンC含有量が日推奨量の100%以上になるものもあります。
果物の供給源
- グアバ:200 mg/100 g(オレンジの約2倍)
- キウイフルーツ:90 mg/100 g
- ロガンベリー・レッドカラント・パパイヤ・イチゴ:60〜80 mg/100 g
- 柑橘類(オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ、ミカン):30〜50 mg/100 g
- メロン類(カンタロープ、ハニーデュー):約20 mg/100 g
- スイカ:10 mg/100 g
- バナナ、カシス、柿、さくらんぼ、桃、リンゴ:6〜9 mg/100 g
野菜の供給源
- 赤ピーマン:190 mg/100 g
- パセリ:130 mg/100 g
- ブロッコリー・芽キャベツ:80〜90 mg/100 g
- カリフラワー・にんにく・ほうれん草・キャベツ・ジャガイモ・トマト:20〜40 mg/100 g
- にんじん・アボカド・アスパラガス・ビート:5〜10 mg/100 g
動物性食品の供給源
- 生肉は調理前にビタミンCを含みますが、加熱により減少します。
- レバー:最大30 mg/100 g
- 生カキ:30 mg/100 g
- 他の臓器肉もビタミンCが豊富です。
- 生乳にはビタミンCが含まれますが、一般的に市販の加熱処理済みミルクは微量にとどまります。
強化食品
- ビタミンCを添加した食品が多数販売されています。オレンジ味の朝食ドリンクミックスやシリアル、ゼラチンデザート、フルーツスナックなどは、1食分でRDAの100%以上を提供することがあります。
調理とビタミンCの保持
- 表に示した数値はすべて「生」の状態です。加熱や長時間の調理はビタミンCを大幅に減少させます。特に高温・長時間の調理では、野菜のビタミンCが60%以上失われることもあります。
- ビタミンCは水溶性なので、たっぷりの水で茹でると栄養が流出します。蒸し調理や電子レンジで少量の水だけで加熱すれば、損失を最小限に抑えられます。
- 新鮮または冷凍の野菜をできるだけ短時間で調理することが、ビタミンCを保持するコツです。
