米ぬかの栄養情報と健康効果

定義

米ぬかは、玄米を白米に精米する際に生じる副産物で、米の外層(ぬか)と胚芽から構成されています。かつては家畜の飼料や廃棄物とみなされていましたが、保存性が向上した新技術により、栄養補助食品として広く利用されるようになっています。

概要

米ぬか1オンス(約28g)には約88kcalが含まれます。低脂肪食品ではありませんが、健康的な食品です。1オンスあたり脂質は6g(推奨摂取量の9%)で、そのうち飽和脂肪酸は1gです。炭水化物は14gで、食物繊維が6g(推奨量の約1/4)含まれ、たんぱく質は4gです。また、鉄、ビタミンB6、カリウム、チアミン、ナイアシン、マンガン、リンなども豊富です。

食物繊維

米ぬかの最大の特徴は、少量で高い食物繊維量を誇る点です。主に不溶性食物繊維が含まれ、体内で分解されませんが、腸内環境を整え、便通を促進し、消化器系の健康をサポートします。

抗酸化物質

米ぬかには、オリザノールやビタミンEなどの抗酸化成分が含まれます。これらはコレステロール低下に寄与する可能性が示唆されています。ペニングトン生物医学研究センターの報告によれば、米ぬかを10週間程度継続して摂取すると、やや高めのコレステロール値を持つ人の血中コレステロールが低下することが確認されています。

生食と加熱の違い

米ぬかは生で摂取する方が栄養を最も保持できます。短時間の加熱でも比較的栄養は残りますが、長時間の加熱は栄養素を失わせます。そのため、米ぬかは米自体よりも高い栄養価を持ちます。玄米にも米ぬかは含まれますが、玄米を調理する際の長時間加熱により、米ぬかに含まれる多くの栄養素が失われるため、米ぬかを別途摂取する方が効果的です。

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