高血圧の代替治療法

血圧は心臓が送り出す血液量と、血液が動脈壁にかける圧力のことです。血圧が高い状態(高血圧)は、動脈硬化、心筋梗塞、腎臓病、脳卒中などのリスクを高めます。高血圧は主に二つに分類されます。原因不明の原発性高血圧は全症例の約95%を占め、基礎疾患が原因の二次性高血圧は5〜10%です。

ハーブ療法

  • アメリカ人参(American ginseng):カリウムの正常維持を助け、ナトリウムの血圧上昇作用を抑えます。ラベルの指示通りにチンキを服用。
  • ビルベリー(Bilberry):動脈を柔軟に保ちます。1日360mgを目安に摂取。
  • 苦橙茶(bitter orange tea)とコレウス(coleus):血圧を下げつつ心拍を安定させます。苦橙茶は1日2回、1杯ずつ、コレウスエキスはラベル通りに服用。
  • チャンカ・ピエドラ(Chanca piedra):塩感受性の腎臓を保護します。チンキを指示通りに使用。
  • トウキ(Dong quai):血圧を下げ、心拍間の休止時間を伸ばします。
  • アジア人参(Asian ginseng):血圧低下と心筋保護効果があります。
  • スキュテラリア(Scutellaria):血管拡張と利尿を促し、余分な塩分と水分を排出します。1日3回、各2000mgを服用。ただし下痢がある場合は使用しないでください。
  • ホーソン(Hawthorn)とレイシ・シイタケ(reishi or shiitake):血圧とコレステロールを同時に下げます。ホーソンは1日250mg、キノコは全体を食べるかお茶にして利用。

ハーブは医薬品と同様に「治療範囲(therapeutic range)」という概念で用量が決められます。最小有効量から安全上限までの範囲で試験され、基本的に安全ですが、推奨量を守り、他の薬剤との相互作用に注意してください。

その他の提案

  • レモンバームやラベンダーなどのリラックス系アロマオイルを用いたアロマテラピーは、緊張やストレス緩和に有効です。
  • カリウムを豊富に含む食品(アプリコット、アボカド、バナナ、デーツ、乾燥果実、にんにく、ジャガイモ、レーズン、海藻、冬かぼちゃ、ヤムイモ、黒糖モラセス、酵母、玄米、ナッツ、全粒小麦ふすまなど)を積極的に摂取。
  • オメガ3脂肪酸(冷水魚、フラックスシード)も血圧低下に役立ちます。
  • 定期的な運動は血圧維持に不可欠です。
  • カフェインやタバコなどの刺激物は控えましょう。
  • ドイツの大学が2007年6月号『Circulation』に掲載した研究では、6週間で22回の鍼治療を受けた軽度〜中等度の高血圧患者は血圧が低下しました。ただし、治療終了後は効果が薄れたため、継続的な治療が必要と結論付けられました。

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