非小細胞肺がんと戦うための食べ物
肺の組織が異常に速く増殖すると腫瘍ができ、肺がんと呼ばれます。肺がんは小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2タイプがあり、どちらも危険です。米国がん協会によれば、非小細胞肺がんと診断された患者の5年生存率は約15%です。しかし、最近の研究では、以下に紹介する食品を定期的に摂取することで生活の質が向上し、免疫機能が強化され、がんと闘う力が高まることが示されています。
ベリー類
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーなどのベリーは、ビタミンCや食物繊維が豊富です。さらに、フラボノイド、アントシアニジン、エラジック酸といった抗酸化成分を含み、非小細胞肺がんや皮膚・膀胱・乳がんの発生抑制に寄与すると報告されています。
ビタミンD
日光を浴びることで体内で生成されるビタミンDは、免疫機能を高めます。米国がん研究協会の調査では、夏季に治療を受けた患者は冬季に比べ5年生存率が約2倍に上昇しました。牛乳、エビ、卵、タラ、サーモンなどビタミンDを多く含む食品も積極的に摂りましょう。
ウコン(ターメリック)
カレーの黄色を出すウコンにはクルクミンという成分が含まれ、強い抗炎症作用があります。アンダーソンがん研究センターの研究では、クルクミンががん細胞の増殖や進行を妨げることが示されています。鶏肉、羊肉、米、野菜料理に加えると手軽に取り入れられます。
葉酸
DNAの修復・合成に関わる葉酸は、がん予防に重要です。米国肺協会の大規模調査(27,000人以上の喫煙男性)では、1日400µg以上の葉酸摂取で肺がんリスクが約半減しました。オレンジジュース、強化シリアル、ピーナッツ、ほうれん草やケールなどの葉物野菜で葉酸を補給しましょう。
お茶
緑茶・紅茶・ウーロン茶など、茶葉に含まれるカエンフェロールはがん抑制作用があるとハーバード医科大学の研究で報告されています。1日4杯以上の茶を飲む人は、肺がん・大腸がん・膵臓がんの発症リスクが46%低下するとされています。
食事の工夫
大きな食事変更が難しい場合でも、1日5〜6回の小分け食や、フレッシュな果物・野菜を増やすだけで免疫力が向上し、がんの進行を抑える効果が期待できます。
注意点
代替療法は標準治療を補助する目的で利用し、置き換えてはなりません。適切な食事は非小細胞肺がんと闘う力を高めますが、治癒を保証するものではありません。
