CoQ-10は何に使われるのか?
エネルギーのための主要栄養素
1957年に初めて同定された補酵素Q10(CoQ-10)は、体内でエネルギーを産生するために欠かせないビタミン様物質です。朝食のオートミールを燃料に変える触媒として働き、活力ある一日をサポートします。CoQ-10 が不足すると、疲労感や倦怠感が強くなり、最悪の場合はベッドから起き上がれなくなることもあります。
心臓の健康
心筋細胞は体内の他の細胞に比べてはるかに多くのCoQ-10を必要とします。米国健康研究所の医学部長マイケル・ガリッツァー博士は、「心血管疾患はすべて、心臓のエネルギー産生不足が原因だ」と主張しています。スタチン系薬剤(リピトール、クレストロ、メバコールなど)を服用している人は、血中のCoQ-10濃度が著しく低下し、肝障害や筋力低下、神経痛といった副作用が現れやすくなります。
歯の健康
歯肉炎に悩む人は、入れ歯が避けられないと考えがちですが、局所的に塗布したりサプリメントとして摂取したりするCoQ-10 が炎症を抑える効果があることが最近の研究で明らかになっています。
若々しい肌
多くのアンチエイジング美容液やクリームにCoQ-10が配合されており、フリーラジカルによる乾燥・シワ・シミを防ぎます。皮膚科医ニコラス・ペリコーネ博士は、CoQ-10 が必須脂肪酸から有害なフリーラジカルへの変換を阻害し、ビタミンC・E の血中濃度も高めると述べています。
適切な摂取量
体内でCoQ-10 を合成する能力は食事に大きく依存し、年齢とともに減少します。まずは30 mg のソフトジェルから始め、必要に応じて100 mg 以上に増やすと良いでしょう。スタチン服用者や60歳以上の方は、1日200 mg が推奨されます。錠剤が苦手な人向けに、キシリトール甘味のチューイングタブレット(例:Swanson の Chew‑Q)もあります。CoQ-10 は脂溶性なので、ナッツやオリーブオイルなど脂質を含む食事と一緒に摂取してください。
