高齢者の体重減少の原因とは?

米国では体重減少に悩む人が多い一方で、体重が増えない、むしろ減ってしまう高齢者もいます。National Center for Biotechnology Informationによると、1年で体重の4〜5%以上、もしくは5年で10%以上減少すると死亡リスクが高まります。高齢者の体重減少にはさまざまな原因があります。

健康上の問題

  • 加齢に伴い体力が低下し、食欲が減退することがあります。慢性疾患の薬が食欲抑制作用を持つことや、歯の問題で噛むのが困難になることも原因です。また、入院後に自宅へ戻った際、食欲が落ちる高齢者もいます。

収入の制限

  • 年金や社会保障だけで生活している高齢者は、食料費を十分に確保できないことがあります。医療費や住宅ローンなどの支出が重なると、栄養バランスの取れた食事を取るのが難しくなります。さらに、食事を共にする人がいないと食欲が減退するケースもあります。

うつ病

  • 配偶者や友人の死、孤独感、健康悪化などが原因でうつ状態になると、食欲が低下し、食事に無関心になることがあります。

制限された食事

  • 塩分・糖分・脂肪・タンパク質の過剰摂取を防ぐために食事を制限することは健康に有益ですが、味気なく食欲をそそらないことがあります。その結果、必要なカロリーが摂取できず体重が減少します。

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