突然体重が増える原因とは

突然の体重増加は、食事バランスの乱れだけでなく、ホルモンの変化が関与していることがあります。以下では、代表的なホルモン関連の疾患を紹介します。

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)

甲状腺ホルモンは体内のすべての細胞の代謝に関与しています。血中の甲状腺ホルモンが不足すると、代謝が低下し、エネルギーとして使われるはずの脂肪が蓄積され、急激な体重増加が起こります。また、倦怠感や筋力低下、むくみも見られます。原因は自己免疫疾患、ヨウ素不足、放射線被曝など。治療はホルモン補充と食事管理です。

必須脂肪酸欠乏症

アボカドは必須脂肪酸の豊富な供給源です。

かつては母乳や人工栄養で育つ乳児に多く見られましたが、近年は脂肪を極端に制限する食生活により成人でも増加しています。必須脂肪酸は代謝に不可欠で、食事から完全に除くと体はできる限りの脂肪を蓄えようとします。その結果、急激な体重増加が起こります。皮膚炎、脱毛、視力低下なども併発します。

クッシング症候群

顔面、腹部、上背部に脂肪が集中して増えるのはクッシング症候群のサインです。体内でコルチゾールが過剰に分泌されます。コルチゾールはストレス時に血糖を上げてエネルギーを供給するステロイドですが、過剰になると血糖が高すぎてエネルギーとして使われず、脂肪や水分として蓄積します。

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