BMI(体格指数)の基準と解釈
BMIとは
BMI(Body Mass Index)は、身長と体重から算出される数値で、体脂肪を直接測定する方法(例:水中体重測定)とは異なり、間接的に体脂肪を推定します。シンプルで低コストな指標として、健康リスクを伴う体重問題の早期発見に利用されます。
計算方法
米制(ポンド・インチ)
体重(lb)÷(身長(in)×身長(in))×703
例:体重120 lb、身長5フィート8インチ(68 in)の場合、120 ÷ (68²) × 703 = 18.24
メートル法(kg・m)
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
例:体重72 kg、身長170 cm(1.70 m)の場合、72 ÷ (1.70²) = 24.91
子どもも大人も同じ計算式が使用されます。
解釈
20歳以上の男女に対しては、以下の標準的な体重区分が用いられます。
- 18.5未満:低体重(やせ)
- 18.5〜24.9:正常体重
- 25.0〜29.9:過体重(肥満予備軍)
- 30.0以上:肥満
議論点・限界
BMIは脂肪組織と筋肉組織を区別できないため、個人の体脂肪率を正確に示す指標とは言えません。たとえば体重270ポンド(約122kg)のアメフト選手は、筋肉量が多く体脂肪が低くてもBMI上では肥満と判定されます。
米国国立衛生研究所(NIH)や世界保健機関(WHO)は、体脂肪率やウエスト・ヒップ比といった指標の方が、個人の肥満度合いを評価する上で有効であるとしています。
