肥満と西洋食の関係
特徴
米国臨床栄養学誌によると、近年の典型的な西洋食は精製・加工食品が多く、白砂糖や白パン、白米、白粉などの精製炭水化物が多く含まれ、全粒穀物に含まれる食物繊維が失われています。
また、ナトリウムも多く、平均的な1日の塩分摂取量の75%はポテトチップス、缶詰スープ、調味料などの加工食品から来ています。脂肪、特に飽和脂肪も多く、赤身肉や高脂肪・加工乳製品の摂取が中心です。
影響
精製炭水化物の過剰摂取はインスリン抵抗性を引き起こしやすく、肥満、冠状動脈疾患、糖尿病、高血圧などのリスクを高めます。また、近視、にきび、痛風、多嚢胞性卵巣症候群などの西洋的な疾患とも関連が示唆されています。
2006年のカリフォルニア大学の研究では、糖分が多く食物繊維が少ない西洋食が食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌を妨げ、特に子どもにおける慢性的な過食を招く可能性があると報告されています。
解決策
肥満やその他の健康リスクを減らすためには、食習慣の見直しが必要です。精製・加工炭水化物や飽和脂肪に偏らず、全粒穀物、果物、葉物野菜を増やし、砂糖を控え、低脂肪乳製品を選びます。また、不健康な脂肪は魚、アボカド、ナッツ、オリーブオイルなどの多価不飽和脂肪や一価不飽和脂肪に置き換えると効果的です。
