女性の体重増加の主な原因と対策

多くの女性はバランスの取れた食事と適度な運動だけでは体重増加を防げないことがあります。その背景にはホルモンバランスの乱れなどの根本的な原因が潜んでいます。

甲状腺機能低下症(甲状腺低下症)

甲状腺は首にある腺で、代謝や他のホルモンの働きを調整します。甲状腺が十分に働かない状態を甲状腺機能低下症と言います。産婦人科看護師のマルセル・ピック氏は「甲状腺機能が低下すると基礎代謝が著しく低くなり、体重増加や減量が困難になることが多い」と説明しています。TSH検査で甲状腺ホルモンの量を確認できます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

PCOSの女性は卵巣に多数の嚢胞ができ、過剰な体毛、排卵障害、体重増加などの症状が現れます。インスリテ・ラボラトリーズによると、インスリン抵抗性が体重増加の大きな要因で、血糖が肝臓で脂肪に変換され全身に蓄積されます。根本的な治療法はありませんが、バランスの取れた食事、定期的な運動、インスリン調整薬の併用で体重増加を抑えることが可能です。

閉経期

閉経を迎える女性の12〜15%が特に腹部に脂肪がつきやすくなります。エストロゲン、プロゲステロン、テストステロンなどのホルモンが変動し、食欲増進やむくみ、体重増加を引き起こします。エストロゲン・プロゲステロン・テストステロンは低下し、アンドロゲンが相対的に増えることで脂肪が腹部に蓄積されやすくなります。生活習慣の改善や、ホルモンバランスを整えるハーブサプリの活用が有効です。

体重増加の原因がホルモンにあると疑われる場合は、医師に相談し、適切な検査と治療を受けましょう。

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