任天堂Wiiの医療・リハビリ活用例
シニア向けの活用例
カリフォルニア州アナハイムのVIP Adult Day Health Care Centerでは、月に2回Wiiセッションを実施しています。3か月で参加者の運動技能や手と目の協調が向上したとスタッフは報告しています。患者はゲームを楽しみ、互いに応援し、怪我や加齢で諦めた卓球やボウリングなども再び体験できました。Wiiは高齢者の活動意欲を高め、健康改善に寄与します。
理学療法での活用
バランスボードやWiiリモコンを用いて、理学療法士はゲームを治療に組み込んでいます。バランスボード対応ゲームは患者の進捗を楽しく可視化し、紙とペンだけでは得られない情報を提供します。子どもやティーンエイジャーの患者が多い施設では、エンターテイメント性が治療へのモチベーション向上とコンプライアンス向上につながると、Personal Training Magazineが報じています。
手術後のリハビリ
背部手術や膝関節置換術後の患者が、Wiiのフィットネスゲームで体重負荷やバランスを回復しています。ゲームは弱い状態でも操作できるよう調整可能で、長期的な回復過程を楽しいものに変えます。可愛いキャラクターと鮮やかな色彩が、患者の心理的負担を軽減します。
脳損傷からの回復支援
オハイオ州立大学医学センターでは、脳卒中や外傷性脳損傷、脊髄損傷患者のリハビリにWiiを導入しています。ある患者はWiiフィットネスで右半身の筋力を再構築しました。ニュースや天気チャンネルなどシンプルなインターフェースは、認知機能の刺激にも役立つと考えられています。
その他の回復効果
従来は1対1の治療が中心でしたが、Wiiは複数人で同時にプレイできるため、社会的交流が促進されます。仲間と楽しむことで自己肯定感が向上し、治療への意欲が高まります。また、BMIや体重を自動で記録できるため、減量目標の設定にも活用できます。
