タンパク質ダイエットが代謝率に与える影響
筋肉タンパク質バランス
筋肉量が多いほど、安静時代謝率(RMR)は高くなります。RMR は安静時に体が燃焼するエネルギーのことです。タンパク質は筋肉の合成と成長に不可欠で、代謝を直接的に高めます。テキサス大学の研究では、30 g(約4 oz)のタンパク質(大豆、赤身肉、魚など)を摂取するとタンパク質合成が促進されることが示されています。1 回の食事で大量に摂っても筋肉増加には大きな効果は見られませんが、1 日に数回、4 oz のタンパク質を分けて摂ることで筋肉量と基礎代謝が向上します。食事ごとに大豆、卵、肉、乳製品などを取り入れましょう。
代謝上のメリット
「American Journal of Clinical Nutrition」によると、すべてのカロリーが同等に扱えるわけではありません。余剰の炭水化物はグルコースに変換され、脂肪として蓄積されやすいです。低炭水化物・高タンパク質食は、同じカロリーでも体重減少が大きくなる「代謝上のメリット」があるとされています。ただし、個人差があり、全ての被験者で一貫して効果が見られるわけではありません。タンパク質の合成・利用効率は遺伝的・生活的要因で変わります。野菜性タンパク質と動物性タンパク質の両方を毎日摂取し、豆類、ナッツ、全粒穀物など脂肪が少ない食品を選びましょう。
体重減少への効果
高タンパク・低炭水化物の食事は、体重減少をサポートします。タンパク質は炭水化物に比べて代謝に時間がかかり、満腹感が持続します。その結果、食欲が抑えられ、総摂取カロリーが減少します。朝食に約4 oz(約120 g)のタンパク質を取り入れると満足感が得られ、筋肉へのエネルギー供給にもなります。1 日を通して数時間ごとに少量のタンパク質を摂取し、空腹感を防ぎつつ筋肉合成を促進しましょう。
