ティーンエイジャーに適した体重とは
はじめに
体重や体型はティーンエイジャーにとってデリケートなテーマです。女子は「太っているのでは?」と悩みがちで、男子は「十分に大きく、強くなっているか?」と自問します。理想的な体重は一律の数字ではなく、年齢・身長・性別など個々の要因で変わります。
世間の推測
近年、テレビや雑誌が「理想的な体重」の基準を提示していますが、Archives of Pediatric and Adolescent Medicineによると、メディアの影響で体重に過敏になるティーンが増加しています。その結果、摂食障害や栄養バランスの乱れが問題化しています。
誤解
「すべてのティーンに共通する『理想体重』がある」という考えは誤りです。医師は年齢・身長・性別に基づく「健康的な体重範囲」を示すことはできますが、「理想」という言葉は適切ではありません。
専門家の見解
米国疾病予防管理センター(CDC)は、子どもやティーンの健康体重範囲は月齢や性別、身長の変化に伴い変動するため、一律に提示できないとしています。医師はBMI(体格指数)を用いて健康体重を評価します。BMIが高いと体脂肪率が高く、低いと低体重の可能性があります。ティーンのBMIは成人と同様に算出しますが、年齢・性別別の基準表を用いて判定します。
具体例
以下はあくまで目安です。実際の体重範囲は身長に応じて個別に算出してください。
女子
12〜13歳 95〜105 lb(約43〜48 kg)
14〜15歳 105〜115 lb(約48〜52 kg)
16〜17歳 115〜120 lb(約52〜54 kg)
18〜20歳 125〜130 lb(約57〜59 kg)
男子
12〜13歳 85〜100 lb(約39〜45 kg)
14〜15歳 105〜125 lb(約48〜57 kg)
16〜17歳 130〜150 lb(約59〜68 kg)
18〜20歳 150〜160 lb(約68〜73 kg)
ポイント
自分の健康体重を知ることは、過度の肥満や低体重に伴うリスクから身を守る第一歩です。体重に不安がある場合は、まずBMI計算ツールで概算を確認し、医師に相談しましょう。医師は食事・家族歴・運動習慣などを総合的に評価し、適切なアドバイスや検査を行います。
