体重が不足するとどんな危険があるのか?
米国では肥満が社会問題として大きく取り上げられていますが、体重が不足していることにも深刻な健康リスクがあります。BMIが18.5未満の状態は「低体重」と定義され、米国の成人のわずか1.8%しか該当しませんが、放置するとさまざまな身体機能に悪影響を及ぼします。
定義
医学的には、体格指数(BMI)が18.5未満であることを低体重と判断します。BMIは身長に対する体重の指標で、健康的な体重範囲かどうかを評価するために用いられます。
原因
低体重になる原因は多岐にわたります。
- 遺伝的に細身で、食事量に関係なく体重が増えにくい人がいます。
- 経済的に食糧や栄養が不足し、十分なカロリーを摂取できないことがあります。
- 極端なダイエットや過度の運動、摂食障害(例:神経性無食欲症)により意図的に体重を減らすケース。
生殖機能への影響
適正体重は正常な生殖機能に欠かせません。低体重の女性は月経不順や無月経になりやすく、妊娠しにくい、妊娠中の合併症リスクが高まります。
免疫力の低下
体重が不足すると免疫システムが弱まり、ウイルスや細菌への抵抗力が低下します。その結果、感染症にかかりやすく、回復にも時間がかかります。また、エネルギー不足から疲労感や寒気を感じやすくなります。
骨の健康
栄養不足が続くとカルシウムやビタミンDが不足し、骨密度が低下します。結果として骨粗鬆症のリスクが高まり、骨折しやすくなります。体重が軽いと骨にかかる負荷が少ないため、骨強化の刺激が減少します。
髪の毛の状態
極端に低体重になると体はストレス状態となり、栄養が不足した髪の成長が阻害されます。その結果、抜け毛が増えるほか、体温調節がうまくいかず全身に柔らかい産毛が生えることがあります。
