プリモボランの危険性と副作用

プリモボランは、メテノロンという合成アナボリックステロイドの商標名です。錠剤または注射剤として提供され、医師の処方がない限り使用は禁じられています。米国食品医薬品局(FDA)は販売・使用を承認しておらず、ホルモン欠乏症や再生不良性貧血の治療目的でのみ処方されることがあります。

生殖系への影響

男性では精巣機能が低下し、勃起不全、精子数減少、性欲低下が起こります。女性でも性欲が低下し、卵子の生成が抑制されるため、妊娠能力が損なわれます。

肝臓への影響

プリモボランは酵素レベルを急激に上昇させ、肝機能障害を引き起こします。黄疸や肝臓内の嚢胞(ペリオシス・ヘパティス)を伴い、肝臓の解毒機能が低下します。肝障害は不可逆的で、重篤な場合は生命に関わります。

心臓への影響

血圧上昇、狭心症、心筋の弱体化が見られ、長期使用は心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。急激な筋肉増加と体重減少が心臓に過度の負荷をかけ、正常な心機能を阻害します。

神経系・消化管への影響

神経系への刺激により、気分の変動、幻覚、躁状態、うつ状態などの精神症状が現れます。また、高用量では嘔吐や胃腸の炎症を引き起こし、下痢や食欲不振が続くことがあります。これらは体への過度なショックとなり、健康的な減量法とは言えません。

以上のように、プリモボランは重大な副作用を伴う危険な薬剤です。使用は医師の指導の下でのみ行い、自己判断での摂取は絶対に避けてください。

減量(体重減少) - 関連記事