肥満治療の歴史と変遷
肥満治療は時代とともに大きく変化してきました。食事制限や運動から、外科手術や薬物療法まで、さまざまなアプローチが試みられています。本稿では、主要な治療法の歴史的な流れと特徴を概観します。
ダイエット
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西欧では1700年代から体重管理のための食事法が実践されてきました。20世紀初頭には「流行ダイエット」が次々に現れ、1930年代にはハリウッドの「18日ダイエット」が流行しました。このダイエットではゆで卵、グレープフルーツ、メルバトースト、野菜を中心に食べました。
その後、スカーズデール・ダイエット、アトキンス・ダイエット、サウスビーチ・ダイエットなどが広く支持されました。
抗肥満薬
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抗肥満薬は古代から議論の的でした。1800年代まで医師は下剤効果のある薬を処方し、体重減少を狙いました。1990年代半ば、心臓や脳に障害をもたらすことが判明したフェンフェンは市場から撤退しました。
現在ではオリスタットやメリディアなどが処方されますが、使用は極度の肥満に限られ、副作用として脂肪便や不眠などが報告されています。
バリアトリック手術
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1954年にA.J.クレメン医師が腸バイパス手術を初めて行い、腸の上部と下部を接続して食物吸収を抑制しました。1966年にはエドワード・メイソン医師が胃バイパス手術を開発し、腸ではなく胃の容量を減らす方法が確立されました。
ラップバンド
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1993年9月1日、ベルギーのフイで最初の腹腔鏡手術が実施されました。その後、2001年6月に米国FDAが商標登録されたラップバンドシステムを承認し、肥満治療の選択肢として普及しました。
減量プログラム
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1961年、クイーンズ出身の主婦ジーン・ニデッチが「ウェイトウォッチャーズ」を創設し、17年後に1億ドルで売却しました。ジェニー・クレイグなどのプログラムも、肥満や過食の管理に有効な選択肢として広く利用されています。
