ヤズ(避妊ピル)と体重減少の真実

はじめに

体重に悩む人は、減量方法がいかに多いかすぐに実感します。ジムのトレーナーがサービスを売り込み、流行のダイエットが一週間で消え、腹部の脂肪を減らす新しいサプリが次々と登場します。そんな中、避妊ピルが体重減少効果を持つという噂が広がっていますが、実際はどうなのでしょうか。

PMDD(月経前不快気分障害)とは

ヤズは、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの組み合わせからなる避妊ピルで、妊娠予防効果は99%とされています。本来は、PMDDと呼ばれる月経前の重度の情緒・身体症状を緩和するために開発されました。PMDDの主な症状は、うつ状態、強い不安や緊張、気分の変動、持続的な怒りやイライラです。また、日常的な活動への関心低下、エネルギー不足、食欲や睡眠の変化も見られます。身体的には、乳房の張り、頭痛、関節・筋肉痛、膨満感、体重増加などがあります。月経前に特にイライラしたり、仕事や学業を欠席するほど症状がひどい場合は、医師に相談し、保険適用の有無を確認してください。

ヤズの副作用と注意点

ヤズを服用すると、他の経口避妊薬と同様にいくつかの副作用が起こります。主なものは、イライラ、怒り、抑うつ、不安、食欲変化、頭痛、筋肉痛です。血栓症、特定のがん、心疾患の既往歴がある女性は使用を避けるべきです。また、妊娠の可能性がある場合も服用は禁じられます。

ヤズと体重減少の噂

ヤズに含まれるプロゲスチンが「利尿作用」を持つことから、体重が減るという噂が広がっています。利尿剤は排尿回数を増やし、体内の水分を排出させることで一時的に体重が減ります。実際、CalorieCount.comの掲示板では、ヤズ服用後にトイレの回数が増えたと報告する女性が多数見られます。しかし、失われるのは主に水分であり、減少幅はおおむね2〜2.3kg(約5ポンド)程度にとどまります。

食欲増進の可能性は?

ヤズは食欲抑制成分を含んでいません。むしろ、同サイトの利用者の中には、ヤズ服用により食欲が増し、1日あたり平均で約400kcal余分に摂取したと報告する声があります。カロリー制限を行っても、ヤズの影響で体重が減りにくいと感じるケースもあるようです。

まとめ

ヤズはPMDDの症状緩和を目的とした避妊ピルであり、直接的な体重減少効果は期待できません。水分が一時的に減少することで体重が軽く見えることはありますが、長期的な減量にはつながりません。体重管理を考えるなら、食事・運動・生活習慣の見直しが基本です。ヤズの使用を検討する際は、医師と副作用や適応について十分に相談しましょう。

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