オート麦の種類と特徴

オート麦は朝食シリアルやビール、アイスクリームなどさまざまな食品に利用されています。生産されたオート麦の95%以上は家畜の飼料として使われ、医薬用オート麦は心臓病やがんなどの予防に効果があります。また、健康・美容製品の原料としても活用されています。オート麦は用途が多いだけでなく、加工の度合いによって多様な種類に分かれます。

全粒オート麦(Whole Oats)

全粒オート麦は外側の硬い殻(ハル)が残っているため、直接食べることはできません。主に化学溶剤フルフラールの製造に利用されます。

オートグロート(Oat Groats)

外殻を取り除いたものがオートグロートです。玄米に似た見た目で、外側の栄養豊富なブラン層が残っています。健康食品店で入手でき、調理には時間がかかりますが、栄養価は高いです。

スチールカットオート麦(Steel‑Cut Oats)

ピンヘッドオーツ、粗めのオートミール、アイリッシュオートミールとも呼ばれます。金属ブレードで2〜4片にカットされたもので、グロートよりも調理が早く、ブランが残っているため健康に良いです。

ロールドオート麦(Rolled Oats)

オールドファッションドオーツとも呼ばれ、グロートを蒸してから薄く押し伸ばしたものです。加工により保存性が向上し、表面積が大きくなるため、グロートやスチールカットオーツよりも早く調理できます。

インスタントオート麦(Instant Oats)

最も調理が速いタイプで、ロールドオーツよりも長時間蒸し、薄くロールしています。そのため、食感はやや噛みごたえがあり、すぐに食べられます。

オート麦粉(Oat Flour)

オート麦を粉砕して作ります。細かい粉はパンに風味を加えるために、やや粗い粉はスープやシチューのとろみ付けに、また中粒の粉は焼き菓子のクランブルトッピングとして利用できます。

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