ペルー産バルサムを含む食品一覧
ペルー産バルサムの概要
ペルー産バルサムは南米のバルサム樹(Peruvian balsam tree)から採取される粘性のある茶褐色の液体です。樹皮を沸騰させ、木部から分泌された樹脂を収集して作られます。未精製の状態では、バニラやシナモンを思わせる甘く温かい香りと苦味があります。別名は「ブラックバルサム」「インディアンバルサム」などです。
ペルー産バルサムに含まれる化学成分
バルサムには多数の化学物質が含まれ、特に接触皮膚炎を引き起こしやすいことで知られています。代表的な成分は以下の通りです。
- ベンジルベンゾエート・ベンゾエート類
- ベンジル酢酸エステル
- 安息香酸・ベンゾアルデヒド
- ベンジルサリチル酸エステル
- シンナミックアルデヒド
- シトラス皮エキス、クローブ、クマリン、ユージェノール、ファルネソール、イソユージェノール、ネロリドール
- 樹脂系物質、ティーツリーオイル、バニリン
特にシナミン酸エステル系、ベンゾエート系、テルペノイド系がアレルギー反応の主因とされています。感作が疑われる場合は、専門機関でのアレルギー検査が必要です。
香味飲料・調味料
バルサムは以下の食品や飲料に使用されることがあります。
- チョコレート、クッキー、シリアル、デザート類
- ソースや調味料ミックス
- リキュールやワイン、アペリティフ(バルサムが温かいバニラ風味を付与)
- コーラやフレーバー炭酸飲料などのノンアルコール飲料
これらは他の原料と混合されているため、成分表の確認が難しい場合があります。外食時は特に、調理に使用された材料を直接問い合わせることが重要です。
香辛料・スパイスミックス
以下のスパイスやブレンドにもバルサム由来の成分が含まれることがあります。
- ジャマイカンペッパー、シナモン、クローブ、ナツメグ、パプリカ、カレー粉、バニラ
これらの香辛料は、バルサムと化学構造が類似しているため、同様のアレルギー症状を引き起こすことがあります。
その他の供給源
- 一部のチューインガムやフレーバータバコ
- 口唇用軟膏、外用薬、リップクリームなどの医薬品・化粧品
医師や薬剤師にバルサムアレルギーがある旨を伝えることで、適切な代替品を選択できます。
