USDAの食事ガイドライン
米国農務省(USDA)が提案する食事ピラミッドは、アメリカの栄養指針として広く知られています。1894年に初めて食事推奨が発表されて以来、栄養科学の進歩や健康問題の変化に応じて随時改訂されてきました。現在のピラミッドは6つの食品群に分かれ、各群ごとの摂取目安が示されています。
穀物
「全粒穀物を半分の量にしよう」というスローガンのもと、単純炭水化物の過剰摂取が問題視されています。全粒穀物は食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、健康維持に欠かせません。USDAは1日最低3オンス(約60〜65%の総カロリーに相当)を目安に、全粒穀物の摂取を推奨しています。
野菜
かつては果物と合わせて1つの区分でしたが、現在は独立したセクションとなり、緑葉野菜、オレンジ野菜、豆類・豆科植物、デンプン質野菜、その他の野菜に細分化されています。1日あたり約2.5カップの野菜を、さまざまな種類を組み合わせて摂ることが推奨されています。
果物
1日2カップの果物を、色や種類を変えて摂取することが勧められます。ジュースは食物繊維が少なく糖分が多いため、できるだけ新鮮または冷凍の果実を選びましょう。
乳製品
年齢と性別に応じた摂取量が設定されています。幼児は1日2カップ、9歳以上の子どもと大人は1日3カップが目安です。牛乳、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどを含むこのカテゴリでは、低脂肪または無脂肪の製品を選ぶことが推奨されています。
肉・豆類
肉、鶏肉、魚、卵、ナッツ、種子が含まれます。脂肪分の少ない赤身肉や鶏胸肉、魚を中心に、乾燥豆やエンドウは野菜部門にも含まれます。年齢・性別・活動レベルに応じて、1日あたり2〜6オンス(約56〜170グラム)を目安に摂取してください。
油脂
動物性脂肪と植物性脂肪の両方が対象です。バターやラード、ショートニングといった固形脂肪よりも、魚油、ナッツ油、植物油を選ぶことが推奨されます。総カロリーの20〜35%までを脂質から摂取するようにしましょう。
