血中での5‑HTP脱炭酸化を阻止する方法
5‑HTPとは
5‑ヒドロキシトリプトファン(5‑HTP)は、食事由来の必須アミノ酸トリプトファンが脳内でセロトニンへ変換される途中の中間体です。サプリメントとしても市販されており、血液脳関門を通過しやすいため、脳内セロトニン濃度を上げる効果が期待されています。セロトニン不足はうつや不安などの精神疾患と関連すると考えられています。
肝臓での脱炭酸化と課題
摂取された5‑HTPは、一部が肝臓の脱炭酸酵素によってセロトニンに変換されますが、セロトニンは血液脳関門を通過できません。そのため、脳へ届く5‑HTPの量が減少し、効果が減弱する可能性があります。末梢の脱炭酸酵素を阻害すれば、5‑HTPが血中で分解されずに脳へ運ばれやすくなります。
実践的な手順
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脱炭酸酵素阻害薬の選択と医師への相談
5‑HTPと併用できる末梢脱炭酸酵素阻害薬(PDI)について、必ず主治医に相談してください。米国ではPDIは処方薬で、最も一般的なのはカルビドパ(商品名Lodosyn)です。
カルビドパと5‑HTPを同時に投与すると血中5‑HTP濃度が上昇するという報告がありますが、効果が確実に向上するというエビデンスは限定的です。一部の文献(1987年 Journal of Clinical Psychopharmacology)では、カルビドパ併用により5‑HTPの吐き気・嘔吐・下痢といった副作用が軽減される可能性が示唆されています。
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サプリメントと処方薬の入手
医師から処方箋を受け取ったら、5‑HTPサプリメントとカルビドパを購入します。
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服用方法と注意点
医師の許可が得られた場合、5‑HTPは製品ラベルの指示に従い、カルビドパは医師の指示通りに服用してください。脳への5‑HTP浸透を高めるためには、両薬剤を同時に摂取することが重要です。
一般的な5‑HTPの投与量は1日合計200〜300 mgで、数回に分けて摂取します。最新のメタ分析(2006年 Pharmacology & Therapeutics)では、1日3回の服用が最も効果的とされています。カルビドパは通常、1回25 mgを1日3〜4回服用します(Rxlist.com 参照)。
