子どもの栄養ガイド:食品グループ別のおすすめ
子どもの成長と発達にはバランスの取れた栄養が不可欠です。米国小児科学会(AAP)によると、現在の食生活は将来の心臓病リスクにも影響するとされています。米国農務省(USDA)は子ども向けの食事ピラミッドを提示しており、以下の食品グループを基準に食事を組み立てることが推奨されています。
穀類
エネルギー源の中心は全粒穀物です。小麦、米、麦、トウモロコシなどを使ったパン、オートミール、シリアル、マフィン、パスタなどが含まれます。USDAは子どもの穀物摂取の半分を食物繊維が豊富な全粒穀物(玄米や全粒粉パンなど)にすべきと指導しています。
- 4〜8歳の女児:1日あたり4オンス(約113 g)
- 9〜13歳の女児:1日あたり5オンス(約142 g)
- 4〜8歳の男児:1日あたり5オンス(約142 g)
- 9〜13歳の男児:1日あたり6オンス(約170 g)
野菜
ビタミン・ミネラルが豊富な野菜は成長に欠かせません。ジャガイモ、トマト、アスパラガス、グリーンピース、レタスなど多彩な野菜を取り入れましょう。100%野菜ジュースやスープでも代用可能です。
- 4〜8歳:1日1.5カップ
- 9〜13歳の女児:1日2カップ
- 9〜13歳の男児:1日2.5カップ
果物
果物はビタミンCやビタミンB群、食物繊維の主要供給源です。毎日少なくとも1.5カップ(または同等量のフレッシュジュース)を目安に摂取しましょう。
乳製品
カルシウムは骨の成長に必須です。バターやクリームはカルシウムが少ないため、牛乳やヨーグルト、チーズなどの低脂肪製品を選びます。
- 4〜8歳:1日2カップ(約480 ml)
- 9〜13歳:1日3カップ(約720 ml)
ビタミンD不足は米国の子どもの約70%に見られ、強化ミルクが手軽な対策となります。
肉・豆類
タンパク質源として卵、ナッツ、豆、肉をバランスよく与えます。赤身肉は鶏肉や魚に置き換えると脂肪が抑えられます。
- 4〜8歳:1日3〜4オンス(約85〜113 g)
- 9〜13歳:1日5オンス(約142 g)
肉は亜鉛の重要な供給源でもあり、特にメキシコ系米国児童の亜鉛欠乏リスクに対処します。
油脂
調理用油(サフラワー油、キャノーラ油、植物油)やナッツ、オリーブ、脂の多い魚に含まれる自然な油脂を適量摂取します。マヨネーズや揚げ物に含まれるトランス脂肪は避けましょう。AAPは総エネルギーの25〜35%までを油脂から得ることを推奨しています。
