水銀含有量が高い魚
カリフォルニア州では、魚を販売する店舗に妊婦や小児が水銀や重金属が高い魚を摂取しないよう警告表示が義務付けられています。この表示は州検事総長室の許可を得ており、法律で定められています。
水銀濃度の基準
米国食品医薬品局(FDA)は、魚の水銀濃度が1ppm(パーツ・パー・ミリオン)未満であれば人体に安全としています。
妊婦と子どもへの影響
たとえ低濃度でも、海産物に含まれる水銀は子どもの言語発達や聴覚、運動に影響を及ぼす可能性があります。環境保護庁(EPA)は、妊娠可能年齢の女性の約8%が胎児に影響を与えるレベルの血中水銀を保有していると推定しています。
健康への影響
水銀中毒は記憶力低下、気分の変動、頭痛、視覚障害など様々な症状を引き起こします。
市販の魚で注意すべき種類
特定の魚は水銀が蓄積しやすく、特にヒラメ、カジキ、サメなどが該当します。FDAの調査によると、1978年にメキシコ湾で捕獲されたタイルフィッシュの平均水銀濃度は1.45ppmで、EPAの安全基準を超えていました。
レクリエーション釣りで捕れるリスクの高い魚種
レジャー釣りでよく釣れる大型魚で、水銀が高いものとしては、ラージマウスバス、スモールマウスバス、パイク、ホワイトパーチ、トラウトなどがあります。
水銀が高くなる原因
工業地域からの雨水流出や石炭火力発電所からの排出がメチル水銀の主な発生源です。メチル水銀は魚のタンパク質に結合し、食物連鎖の上位に位置する大型魚へと蓄積されます。
