コレステロールをコントロールする方法
コレステロール値を下げるには、体重管理、食事改善、定期的な運動、禁煙、必要に応じた薬物療法など、さまざまな方法があります。人によってはすべてを実践することで効果が得られますが、1〜2項目だけでも十分に改善できることがあります。
水溶性食物繊維
オートミール、オートブラン、サイリウム、麦、リンゴ、梨、プラム、キドニービーンズなどの水溶性食物繊維を1日10 g摂取すると、LDL(悪玉)コレステロールと総コレステロールが減少します。食物繊維は腸でのコレステロール吸収を抑えるため、体内に取り込まれる量が少なくなるからです。(メイヨークリニック)
ナッツ類
水溶性食物繊維で腸での吸収を抑えるのと同様に、特定のナッツは血中のコレステロール蓄積を防ぎます。特にクルミは血管を柔軟に保ち、動脈硬化のリスクを低減します。
適量(約ひと握り)であれば、クルミ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ペカン、ピスタチオ、ピーナッツ、松の実などもコレステロール低下に寄与します。過剰摂取はカロリー過多になるので注意してください。
魚介類
肉の代わりに魚を選ぶと、オメガ‑3脂肪酸が豊富に摂取でき、コレステロール改善に役立ちます。特にサーモン、サバ、トラウト(淡水魚)、アルバコアマグロ、ニシン、イワシがオメガ‑3を多く含みます。調理は揚げずに、焼くかグリルするのがポイントです。
運動
運動はコレステロール管理に欠かせません。食後の散歩程度でも効果がありますが、1日30分〜1時間程度の有酸素運動を継続すると、LDLを下げ、HDL(善玉)を上げる効果が最大化します。好きな活動を選び、継続しやすい環境を整えましょう。
※運動を始める前に必ず医師に相談してください。
禁煙
喫煙はコレステロールだけでなく血圧も上昇させます。禁煙すると、24時間以内に心筋梗塞のリスクが低下し、1年後には心血管疾患のリスクが半減します。
薬物療法
食事と運動だけでコレステロールがコントロールできない場合、医師の指導のもと薬物治療が必要です。主にスタチン、胆汁酸樹脂、ニコチン酸、フィブラート、コレステロール吸収阻害薬などが処方されます。
まとめ
コレステロール管理は生活習慣の見直しと、必要に応じた医療介入の組み合わせが鍵です。自分に合った方法を選び、継続することが健康な血液状態を保つ最善策です。
