体重減少に役立つオリーブオイルの活用法
脂肪の種類
食材に含まれる脂肪は、飽和脂肪と不飽和脂肪に大別されます。牛肉や鶏肉、卵など動物性食品に多い飽和脂肪はコレステロールが高く、心臓病のリスクを高めます。一方、オリーブオイルに豊富に含まれるモノ不飽和脂肪は、血中コレステロールを下げ、心血管の健康をサポートすることが報告されています(米国食品医薬局長官報告、ハーバード大学公衆衛生学部の研究など)。
減量理論
近年の研究では、オリーブオイルは心臓の健康だけでなく体重減少にも寄与すると示唆されています。2003年に『British Journal of Nutrition』に掲載された研究では、飽和脂肪をオリーブオイルに置き換えたダイエット群が、従来の脂肪を使った群よりも体重が多く減少したと報告されています。研究者は、オリーブオイルが満足感を高め、消化を促進することが要因と考えています。
代替の重要性
過剰な脂肪摂取は体重増加につながりますが、脂肪はエネルギーや必須栄養素の供給源でもあります。米国心臓協会(AHA)や多くの栄養士は、飽和脂肪をオリーブオイルなどの不飽和脂肪に置き換えることを推奨しています。ただし、オリーブオイルも1食当たり約120kcal、飽和脂肪が2g含まれるため、摂りすぎには注意が必要です。AHAによると、運動量が少ない31〜50歳の女性は1日あたり50〜70gの脂肪が必要で、そのうち飽和脂肪は16g以下、残りは主にモノ・ポリ不飽和脂肪から摂取すべきとされています。
食事に取り入れるオリーブオイル
オリーブオイルはサラダのドレッシングやマリネ、ソースのベースとして広く利用されています。バターの代わりに炒め物に使用したり、パンに塗って食べることも可能です。Oliveoil.comの専門家、ジョン・T・ディーン博士は、1.5カップのオリーブオイルと500gのバターを混ぜると、バターの風味を残しつつカロリーと飽和脂肪を抑えたスプレッドが作れると述べています。一方で、ケーキのフロスティングやショートニングのように固体脂肪が必要な用途には適さない点も留意してください。
