エマグレセ・シム(ブラジル産ダイエットピル)の副作用とリスク
エマグレセ・シムに含まれる薬剤
エマグレセ・シムは、ブラジル産のダイエットピルとして販売されていますが、実際には処方薬が混入していることが報告されています。主な成分は以下の通りです。
- フルオキセチン塩酸塩(プロザック):うつ病、強迫性障害、パニック障害、過食症の治療に使用されます。
- クロルジアゼポキシド塩酸塩(リブリウム):不安障害やアルコール離脱症状の管理に使用されます。
- フェンプロレキシン:FDAが体重減少用に承認していない覚醒剤です。
プロザック(フルオキセチン)の副作用
主な副作用は、不安・神経過敏、出血異常、性欲減退、めまい、眠気、口渇、発汗増加、失眠、倦怠感などです。食欲不振、消化不良、吐き気、下痢も報告されています。さらに、他の薬剤との相互作用や、子どもでの自殺念慮・自殺行動リスクが指摘されています。
リブリウム(クロルジアゼポキシド)の副作用
主な副作用は、眠気、頭痛、異常な脱力感です。協調運動障害、めまい、軽度の失神感なども報告されています。
フェンプロレキシンの副作用
尿検査でアンフェタミンと判定されるため、薬物検査で陽性になるリスクがあります。実際に、2005年にマイアミ・ヘラルドは、エマグレセ・シムを服用した3名の女性がバプティスト・ヘルス病院の採用前薬物検査に失敗した事例を報じました。フェンプロレキシンは依存性があり、高血圧や心血管系疾患を持つ人には危険です。
注意喚起
体重減少を目的にエマグレセ・シムを使用する利用者は、これらの薬剤がもたらす期待効果や副作用を知らずに摂取している可能性が高いです。医師は、どの薬剤を摂取したか把握できないため、症状の診断が困難になることがあります。また、製品に含まれる成分は出所不明で品質も保証されていません。米国食品医薬局(FDA)は、この製品に対して警告を出しています。
